バスケ女子「史上最強」代表12人発表
日本バスケットボール協会は6日、都内でリオデジャネイロ五輪に出場する女子日本代表12人を発表した。米プロリーグWNBAで活躍するエースの渡嘉敷来夢(24)=シアトル・ストーム=らが順当に選出された。
「100年に1人の逸材」と呼ばれる渡嘉敷を筆頭にタレントがそろい、「史上最強」の呼び声高い現代表。12年ぶりの出場となる五輪ではメダル獲得を目標としているが、日本協会の川淵三郎会長(79)は「『史上最強』といわれるチームは、ろくな結果にならない。(サッカーの)ドイツW杯もそう」と、警鐘。自身が日本サッカー協会のキャプテンを務めていた時、中田英寿、中村俊輔ら“黄金の中盤”を擁しながら06年のW杯で1次リーグ敗退に終わったジーコジャパンを“反面教師”に出し、「惑わされずに、とにかくメダルを獲って欲しい」と、選手を引き締めた。
主将の吉田亜沙美(28)=JX-ENEOS=は「しっかり結果を残して、メダルを獲ってくる」と、拳を握った。