体操・白井、選挙行きます「もう若くない」 試技会では床、跳馬で存在感
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リオデジャネイロ五輪で、04年アテネ五輪以来の団体金メダルを狙う体操男子日本代表が9日、都内で試技会を公開した。
チーム最年少の白井健三(19)=日体大=は、得意の床、跳馬でほぼ完ぺきな演技を見せ、存在感を示した。鉄棒では2度落下する場面もあったが「決勝で演技する2種目では、しっかり演技できた。今はすごく充実してるので、まだ五輪が終わってほしくない」と、笑顔を見せた。
今回の参院選から選挙権が18歳以上に引き下げられたため、10日には初めて選挙に行くという。「大人の仲間入り。もう若くないなと思う」と笑いながら、「色んなことを経験したい。体操を辞めた時に、空っぽの人間にはなりたくないので。今のうちに常識を身につけたい」と、力強く語った。