重量挙げ三宅宏実「もう少し日数が欲しい」が「できることをやりたい」
リオデジャネイロ五輪に出場する重量挙げ男女日本代表が18日、都内で練習を公開した。
4度目の出場となる女子48キロ級の三宅宏実(30)=いちご=は、3月に痛めた左ひざの影響で調整が遅れていたが、徐々に回復。この日は昨年の世界選手権以来となるジャークで110キロの重量にも挑戦した。
ロンドン五輪のような順調な過程は積めていないが「(110キロは)失敗したけど、いい練習ができた。正直、もう少し日数が欲しいが、できることをやりたい」と、自らに言い聞かせるように話した。
監督を務める父・義行さんは「今の時点では上出来。ロンドンは仕上がりが早すぎたので、今回は本番でやればいいと思ってる。ここから右肩上がりでいける」と、本番を見据えた。