宇良10勝目 千代翔馬を寄り切り「出るしかないと思った」

 「大相撲名古屋場所・14日目」(23日、愛知県体育館)

 西十両8枚目の宇良(24)=木瀬=が西十両3枚目の千代翔馬(25)=九重=を寄り切って2場所連続の2桁10勝目を挙げた。

 立ち合い、低く頭を下げたが簡単には懐に潜れない。相手の左腕をたぐって、左を差した。相手が強引に小手投げに来ると、体を寄せてそのまま鋭い出足で土俵外に運んだ。勢い余って自らも土俵下に1回転して落ちた。

 「良かったと思う。体の軸をずらさないようにした。(左を差してからは)あのままだと相手の方がうまい。出るしかないと思った」と振り返った。

 右足首を痛めながら、初十両の先場所に続き2桁勝利。「あしたで終わりなので、あしたしっかり集中して場所を終えたい」と、気持ちを引き締めた。

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