稀勢の里は秋場所Vで昇進…V逸でも好成績なら推す意見も
日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会が25日、東京・両国国技館で開かれた。守屋秀繁委員長は、12勝を挙げ、秋場所に綱とりをつなげた大関稀勢の里について「優勝はしてほしい。優勝なしで(横綱に)推薦して、短命横綱になったら、横審は何を見ているんだということになる」との認識を示した。
夏場所後に「14勝以上の優勝」を条件にしていたが、最近3場所の成績(13勝、13勝、12勝)を勘案し、前日に審判部が出した「優勝すれば昇進」を踏襲する形となった。
一方で、一部の委員からは優勝を逃しても成績や内容次第で昇進を推す意見もあったという。