リオ五輪選手村、緊急改修工事後もトラブル収まらず…、卓球男子も洗礼

 トイレの逆流や水漏れなど問題が続出しているリオデジャネイロ五輪の選手村。大会組織委員会は28日に緊急改修工事が終了したことを発表したが、トラブルが収まる気配はない。

 30日にリオ入りした卓球男子も早くも選手村の“洗礼”を受けた。日本から30時間以上の長旅を終えて、選手たちがシャワーを浴びようとしたが、わずか5秒でお湯が水になったという。

 男子の倉嶋監督は「洗面台ももう詰まったし、トイレも詰まるから紙は流さないように言われてる。なんか昨日も事務局の人の部屋に汚水が漏れ出したみたいで」と、悲惨な状況を明かした。

 選手村では体操男子代表も26日の選手村入り以降、トイレの逆流、汚水の水漏れなどトラブルが続出。各国の選手からも不満の声が上がっているが、課題山積みのまま、開幕の日を迎えることになりそうだ。

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