米のイチローが武蔵川部屋に入門 本家に負けじと「有名になりたい」
イチローが武蔵川部屋に入門した。日本国籍を持つ米テキサス州ヒューストン出身のヤング・イチロー(18)が、早ければ秋場所の新弟子検査受検を受検する。
ヒューストンのクエスト・アーリー・カレッジ高校(ローンスター短期大学も同時卒業)卒業後の6月に体験入門し、帰国してから「相撲はすごくかっこいいもの。アメリカにはない、いいものを探したかった」と入門を決意。1日から武蔵川部屋で生活を始めた。
「相撲のために、たくさん食べた」と体重を10キロ増やし110キロに。師匠の武蔵川親方(元横綱武蔵丸)は「ダッシュが速い。ロケットみたいだな。押し相撲をやらせたい」と期待する。
しこ名は本名のヤングから漢字の「若」を使う案や、祖父からは五郎丸ならぬ「一郎丸」という案が出ている。
本家のイチローは3000安打達成なるかが注目を浴びているが「イチローはアメリカ中が注目してる。自分も注目されるようになりたい。有名になりたい」と気合を入れていた。