重量挙げ・三宅宏実が腰痛悪化「一発に賭ける」悲壮な決意

 リオデジャネイロ五輪で4度目の五輪出場となる重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実(30)=いちご=が2日、本番会場隣接の練習施設で公開練習を行った。

 12年ロンドン五輪の銀メダルに続く、2大会連続のメダルを狙う中、持病の腰痛が悪化したことが判明。「日に日に痛くなっている。厳しい状況」と現実を受け止めた上で、「1発に賭けようかなと思ってます」と、悲壮な覚悟を漂わせた。

 ドクターと相談し、自身初めて痛み止めの使用も視野に入れ、6日の本番に臨む。監督を務める父義行さんも「痛みさえ取れれば何とかなる。ここまできたらやるだけ」と、力を込めた。

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