白鵬、綱とり稀勢の里にエール 余裕の裏返し?なぜか稀勢V逸が前提に…
「大相撲秋場所」(9月11日初日、両国国技館)
あと3勝まで迫った史上3人目の1000勝と38回目の優勝を目指す横綱白鵬(31)=宮城野=が30日、綱とりに挑む稀勢の里にエール?を送った。
都内の宮城野部屋で綱打ちに参加した白鵬は、「(稀勢の里の綱とり場所は)3場所連続ですか。今年いっぱい準優勝なら上げてもいいんじゃないの」と背中を押した。稀勢の里は3月の春場所から3場所連続で優勝次点の成績を残した。秋、九州の2場所も優勝次点なら5場所連続。「人間ですから私でも(名古屋は)10勝5敗で終わるわけですからね。5場所なら10カ月維持できたこと。十分に優勝争いしてる」と、その理由を説明した。
稀勢の里の実力を十分に認めた上での発言なのだが、よく聞くと、稀勢の里は優勝しないことが前提となっている。エールというよりは余裕の裏返しということか。