萩野万感2冠締め 最後のインカレで有終の美飾り4年間に感謝
「競泳・日本学生選手権」(4日、東京辰巳国際水泳場)
男子400メートル個人メドレー決勝で、リオデジャネイロ五輪金メダルの萩野公介(22)=東洋大=が4分11秒88で2年ぶり3度目の優勝。200メートル個人メドレーと合わせて2冠で締めくくった。
前半から同五輪銅メダルの瀬戸大也(22)=早大=に大きく差をつけ「最後は流したけどいいタイムだった」と圧巻の凱旋レースを見せた。最後のインカレで有終の美を飾り「僕らが東京五輪の中心になる。みんなが思いをぶつけた」と万感の思いを口にした。
主将を務める東洋大では女子が初の総合優勝。大会終了後はチームメートとプールに飛び込み歓喜に浸った。「家族のような存在だった。このチームのおかげで、五輪で金メダルも獲れた」と4年間の感謝を込めた。