宇良が執念の白星発進、怪力・大砂嵐を寄り倒す
2枚
「大相撲秋場所・初日」(11日、両国国技館)
東十両1枚目の宇良(24)=木瀬=が西十両1枚目の大砂嵐(24)=大嶽=を執念で寄り倒し、初日白星発進とした。
元前頭筆頭の怪力相手に力を出し尽くした。仕切りで後方に下がり距離を取ると、頭を下げながら左に回り込む。飛び込んで右下手をつかんだが、逆に振られ、土俵際でこらえた。
今度は投げられ、体が反り返りながらも柔軟な体で驚異の粘り。最後は体を傾けながら、もたれ込んだ。
アクロバット力士の本領全開に館内は大歓声に包まれた。