羽生結弦がさらなる進化へ挑戦表明4回転ループ
フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト、羽生結弦(ANA)が13日、拠点とするカナダのトロントで練習を公開し、今季は4回転ループに挑むことを表明した。18年平昌五輪のプレシーズンは、自身の世界歴代最高得点のさらなる更新を目指す。
新しくしたショートプログラムとフリーの両方に組み込み「試合に入れるということは跳べないと意味がない」と、国際連盟の公認大会では前例のない大技の成功に意欲を燃やした。この日は鮮やかに決める場面がある一方でミスもあり「自分の感覚ではまだ50パーセントぐらい」と語った。
初戦のオータム・クラシック(9月29日開幕・モントリオール)にはフリーで4回転ジャンプを4度も跳ぶ自身初の超高難度な演技構成で臨む。