新関脇高安が7勝目 来場所の大関とりも見えた
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「大相撲秋場所・9日目」(19日、両国国技館)
新関脇高安(26)=田子ノ浦=が大関照ノ富士(24)=伊勢ケ浜=を寄り切って7勝目を挙げた。
激しい突っ張り合いから、右を差したが、もろ差しを許す。左上手1本で大関の猛攻を耐え抜くと、最後は185キロを力で土俵外に飛ばした。
「冷静に対処して落ち着いていた。不利な形から。自分の形に立て直せた。我慢できたのが良かった」と納得の表情。
1横綱、2大関を撃破し、勝ち越しに王手をかけた。先場所11勝挙げており、今場所も好成績なら、来場所は大関とりの場所になる。