川内スタミナ「充実」来夏世界選手権へ向け福岡国際マラソン挑む
公務員ランナーの川内優輝(29)=埼玉県庁=が27日、2時間11分3秒で13位だったベルリンマラソンから羽田空港着の航空機で帰国した。
ベルリンマラソンでは25キロからペースメーカーが外れた。それでも「単独になってから17キロを我慢でき、終盤大きく崩れずに走ることができた。スタミナは充実していて全く問題はない。単純にスピードが足りなかった」と、手応えと課題を口にした。
今後は国内でのハーフマラソンでスピードを磨き、集大成と位置付ける来夏の世界選手権(ロンドン)代表選考会、12月の福岡国際マラソンに挑む。「福岡は毎年勝負。最近の優勝タイムは2時間8分台なので、優勝を狙っていかないと話にならない」と気を引き締め、職場に直行した。