修造が“羽生超え”信成に現役復帰のススメ 本人は「応援する方で…」
10月に開幕するフィギュアスケートのGPシリーズの開催会見が2日、都内で行われた。メーンキャスターを務める松岡修造(48)は、前日のジャパンオープンで引退から3年経ったにも関わらず、自己ベストを叩き出した解説者、タレントの織田信成(29)に現役復帰を勧める場面があった。
織田はフリー演技だけで争うプロアマ混合のジャパンオープンにプロスケーターとして出場し、4回転-3回転の連続ジャンプを決めるなど現役時代を彷彿とさせる演技で、現役時代の自己ベストを約3点上回る178・72点をマーク。修造はいきなり「織田さん!伊達公子さんと同じく、現役復帰おめでとう!」と、祝福。この日、オータム・クラシックで優勝した羽生結弦のフリーが172・27点だったこともあり「だって今日の羽生さんのフリー抜いたんでしょ?」とあおった。
織田は「まさかの自己新でした。あの涙の引退はなんだったのか」と笑いつつ、「現役復帰はしないです。でも今は現実的に4回転をあと2、3種類やらないといけない。応援する方で頑張らせてください」と、きっぱり現役復帰は否定した。