IOC会長、パリを称賛 24年五輪へ「強力な候補」
【パリ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は2日、パリでフランスのオランド大統領と会談し、2024年夏季五輪招致で立候補したパリについて「非常に強力な候補だ。スポーツ界と政府の結束が強く、絶大な支援を受けている」と称賛した。
1924年大会から100年の節目で開催を目指すパリは、コスト削減とコンパクトな計画を打ち出し、95%の施設が既存か仮設になる。バッハ会長は「五輪改革に沿った素晴らしい計画で大変に感銘を受けた」と述べ、相次ぐテロへの懸念には「世界中のどの都市で開催しても共通した課題だ」と指摘した。