内村航平、オールラウンダー継続も「リオ以上の演技は無理」 団体での貢献重視に

 体操の全日本シニア選手権(14日開幕・東京体育館)の前日会見が13日、都内で行われ、リオデジャネイロ五輪で負った腰痛のため欠場となった“絶対王者”内村航平(27)=コナミスポーツ=も出席した。

 現在の状態については「リオで痛めた腰と、帰国後に右足首も痛めた。そこまで悪いわけではないけど、ここで出ると(11月の)全日本団体に出られなくなる可能性があるので、大事を取らせてもらいました」と、説明。昨年4位に敗れた全日本団体(11月11日開幕・代々木)を復帰戦に定めた。

 オールラウンダーとしての集大成として挑んだリオデジャネイロ五輪では悲願の団体制覇と、個人総合2連覇を達成。今後も6種目に取り組んでいく意向だが「帰国して、テレビで自分の演技を見たけど、これ以上の演技は無理だなと感じている」と、率直な思いを吐露した。

 東京五輪に向けて「6種目やらないと代表に入れない。ただ、6種目の中でどこを攻めて、どこを落としてバランスよくしていくか。4種目は得点が取れるようにしておきたい。団体でしっかり活躍できる選手というのに重きを置いていきたい」と、選手としての今後の立ち位置を思い描いた。

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