卓球の水谷隼 “愛ちゃんの子供”育てたい「世界一になる」
卓球男子シングルスでリオデジャネイロ五輪銅メダルの水谷隼(26)=ビーコン・ラボ=が19日、都内で行われたイベント「イクメン オブ ザ イヤー2016」に登場した。育児に奮闘するアスリート代表として同賞を受賞し、「海外に出ていることが多いので、家にいるときはできるだけ子供と一緒に遊んだり、オムツを替えたり育児を頑張ってる」と明かした。
2歳になるまな娘の卓球デビューも明かした。最近、実家の卓球教室に連れて行ったところ「卓球をやりたい」とラケットを握り、素振りしたという。ただ、水谷は「楽しくやって欲しい」と目尻を下げつつも、「(卓球は)そんなに甘くはない。プロでやっていけるのは一握りなので、本格的にはやって欲しくない」と、第一人者としての厳しさものぞかせた。
我が子の育児だけでなく、“愛ちゃん2世”の育成にも意欲を燃やした。先月結婚を発表した福原愛(ANA)に対し、「結婚式をするなら是非呼んで欲しいと連絡した」と明かした水谷。さらに、「もし愛ちゃんに子どもができたら、卓球を指導させてほしい。お相手(台湾代表の江宏傑)も一流選手なので強くなると思う。世界一になれるかも」と、卓球界のサラブレッドには自身の経験と知識を惜しみなく教える考えを示した。