リオ金の競泳・金藤理絵、パレード“リベンジ” 去就は「11月中には決めたい」
競泳でリオデジャネイロ五輪女子200メートル平泳ぎ金メダルの金藤理絵(28)=Jaked=が29日、都内で行われた薬物乱用防止イベントに参加した。女優の真矢ミキ、菊川怜らと銀座周辺でパレードも行い、「先日の(五輪メダリストによる)銀座パレードは参加できなかったけど、こういう形でたくさんの人に集まってもらえてうれしかった」と“リベンジ”に顔をほころばせた。
何度も引退の危機を乗り越え、今夏ようやく栄冠を手にした苦労人。この日は薬物乱用防止を啓発するイベントとあって、「薬物を使うのは現実逃避だと思う。スポーツもつらいことがあると辞めてしまいたくなるけど、続ければいいこともある」。自身の経験も踏まえながら、楽な方に逃げない重要さを説いた。
今月のW杯東京大会を終え、今後のレースは未定。去就についてはこの日も明言しなかったものの、「まだ(指導を受ける)加藤コーチとも話していない。11月中には決めたい」と明かした。