錦織圭、14日深夜バブリンカ戦 片手バック対策に注目 ATPツアー・ファイナル初戦

 「ATPツアー・ファイナル、1次リーグ」(14日、ロンドン)

 世界ランク5位の錦織圭(日清食品)は同3位のスタン・バブリンカ(スイス)との大会初戦に臨む。

 両者の対戦成績は錦織から見て2勝4敗。勝利したのは、14年の全米オープン準々決勝と、今年のマスターズ1000カナダ大会の準決勝。

 バブリンカはツアー歴代でも屈指と言われる、強力な片手バックハンドの使い手で、リーチが長く、球威も強い。両手バックハンドの錦織は、これまでの対戦ではバックハンドで押し込まれると劣勢に立たされている。相手に得意なショットを許さないなどの工夫が求められる。

 ツアー・ファイナルは今季の「ATPレース トゥ ロンドン」と呼ばれる1シーズンごとに区切ったランキング上位8位に出場権が与えられる。8位のラファエル・ナダル(スペイン)はけがで欠場したため、9位のドミニク・ティエム(オーストリア)が繰り上げで出場している。

 「ジョン・マッケンロー・グループ」と「イワン・レンドル・グループ」の2組に4人ずつが振り分けられ、総当たりのリーグ戦を行う。マッケンロー・グループの錦織はバブリンカのほかに世界ランク1位のアンディ・マリー(英国)、マリン・チリッチ(クロアチア)と同組になった。別組はノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、ガエル・モンフィス(フランス)、ティエム。

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