石川佳純“失恋報道”を一笑「選手として尊敬」
卓球女子で世界ランク6位の石川佳純(全農)が15日、スウェーデン・オープン(ストックホルム)に出場するため、成田空港発の航空機で出発した。リオデジャネイロ五輪後、初のワールドツアー参戦となり、東京五輪に向けた新たな門出となる。五輪後は1カ月半の休養を挟み、「大きなプレッシャーから解放されていい練習ができている。新しいことにチャレンジしたい」と意欲を燃やした。
心外な“失恋報道”にはしっかりクギを刺した。リオ五輪の卓球男子金メダリストの馬龍(中国)がSNSで恋人との2ショット写真をアップしたことを受け、中国の一部メディアが「(馬龍に思いを寄せる)石川が失恋した」と報じ、日本の週刊誌でも報道された。そのことについて石川は「(馬龍の)ファンなので!」と一笑に付しながら、「選手として尊敬しているだけです。何も思いません」ときっちり否定した。
石川の“本命”はもちろん東京五輪の金メダル。「いつまでも(シングルスでメダルを逃した)リオの悔しさにとらわれず、新しい課題を見つけて取り組んでいきたい」。エースが心機一転、再出発を誓った。