羽生結弦 日野、田中との同学年3人組でのNHK杯出場に感慨「非常にうれしい」
「フィギュアスケート・NHK杯」(25日開幕、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
GPシリーズ最終戦となるNHK杯の公式会見が24日、札幌市内で行われた。3位以内でGPファイナル(12月・仏マルセイユ)進出が決まる羽生結弦(21)=ANA=は「やることはしっかりやってきた。やってきたことを信じて、自分の演技をしたい」と、力を込めた。
今大会の日本男子は羽生のほか、田中刑事(22)=倉敷芸術科学大、日野龍樹(21)=中京大=とノービスやジュニア時代からしのぎを削ってきた同学年の3人。羽生は「単純にうれしい。僕自身、ジュニアからシニアに早くクラスを上げたので、なかなか同じ試合をやることがなかったので。ライバルではあるけど、NHK杯という由緒のある舞台で一緒に戦えるのは非常にうれしい」と、感慨深そうに話した。
田中も「本当にうれしいし、もっと羽生君に追いつきたい気持ちがある。頑張らなきゃいけない」と意欲。日野も「僕はまだまだ競い合える相手になれていないので、そこに向けた弾みになる大会にしたい」と、力を込めた。