SP断トツ首位の羽生、4ループ転倒ヒヤリで観客から悲鳴も フリーへ最終調整
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「フィギュアスケート・NHK杯」(26日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
男子フリーを控え、当日練習が行われ、SPで今季世界最高の103・89点をマークした羽生結弦(21)=ANA=も、最終調整を行った。
SPで着氷が乱れた4回転ループも入念に調整。フェンス近くで跳んだ際に転倒し、ちょうど開場し、入場してきた観客から悲鳴が上がる場面も。幸い大事には至らず、座り込んだまま羽生は苦笑いを浮かべた後、すぐに練習を再開した。その後は3連発を含め、4回転ループを計6度成功させた。
3位以内ならGPファイナル進出が決まるが、狙うのは頂点のみ。神がかった演技で世界最高得点をマークした昨年のNHK杯、GPファイナルよりも難度の高い構成になっており、再び“神演技”を見せられれば、世界記録更新も視野に入る。