宮原知子2位でGPファイナル!日本選手16大会連続出場 樋口4位、松田は7位
「フィギュアスケート・NHK杯」(26日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
女子フリーが行われ、SP3位の宮原知子(関大)が、133・80点(SP64・20点)、合計198・00点で2位に入った。この結果、シリーズ上位6人が出場できるGPファイナル(12月9日開幕、マルセイユ)出場を決めた。日本選手の出場は16大会連続となる。
宮原は「昨日のショート(SP)ですごく悔しい演技だったのでフリーでは緊張したんですけど、なんとか頑張りました」と安どした様子。前日はジャンプで転倒があったが、この日は大きなミスなくまとめた。「もう少し改善点はあったんですけど、何とか大きなミスはなかったので良かったです」、「このフリーでは強い女性を演じるというのがテーマなので精いっぱい強く滑りました」と、かみ締めるようにこの日の演技を振り返った。
表彰台を確保し、日本選手のGPファイナル連続出場の歴史をつないだ。「ギリギリのGPファイナルかなと思ってるんですけど、出場できるからには、しっかり今回みたいなミスがないように自信を持って滑りたいと思います」と抱負を語った。
SP5位の15歳、樋口新葉(東京・日本橋女学館高)はフリーで122・81点(SP62・58点)を記録し、合計185・39点で、4位。GPファイナル出場は惜しくも逃した。松田悠良(愛知・中京大中京高)はフリーの自己ベストになる117・28点(SP60・98点)をマーク。合計178・26点で7位だった。
優勝はアンナ・ポゴリラヤ(ロシア)で、合計210・86点。3位にはマリア・ソツコワ(ロシア)が合計195・88点で入った。
【女子・GPファイナル出場選手】※同ポイントの場合は最高順位が良い方、2大会の合計得点が多い方、の順で判断し順位をつける。
(1)メドベージェワ(ロシア) 30ポイント
(2)ポゴリラヤ(ロシア) 30ポイント
(3)ラジオノワ(ロシア) 28ポイント
(4)オズモンド(カナダ) 26ポイント
(5)ソツコワ(ロシア) 24ポイント
(6)宮原知子(関大) 24ポイント
====以上が出場====
(7)ワグナー(米国) 20ポイント
(8)トゥクタミシェワ(ロシア) 20ポイント
(9)三原舞依(神戸ポートアイランドク) 20ポイント
(10)樋口新葉(東京・日本橋女学館高) 20ポイント