羽生結弦4回転ループ魅せた!今季世界最高点でGPファイナル 心の叫び「緊張したあ」
「フィギュアスケート・NHK杯」(26日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
男子フリーが行われ、SP首位の羽生結弦(ANA)はフリーで197・58点、合計301・47点を獲得し、2位以上を確定させた。合計300点超えは今季のGPシリーズでは全選手で初で、今季世界最高得点。コンビネーションを含め4本ある4回転ジャンプを4回転ループを含み3本着氷させる演技を披露。史上初の4連覇がかかったGPファイナル(12月9日開幕、マルセイユ)進出が決まった。得点が発表された直後には「緊張したあ」と漏らした。
冒頭の4回転ループできれいな着氷をみせると、続く4回転サルコーも余裕を持って着氷。4回転サルコー-3回転トーループは、最初の4回転で転倒してしまったが、単独の4回転トーループは大きなミスなく着氷した。
表現力に磨きをかけた演技を終えると、指で“あとちょっと”というしぐさをした羽生。大歓声を浴びながら苦笑いをしていた。