羽生結弦 五輪連覇へすでに始動 午前開始も「プラン立てている」
「フィギュアスケート・NHK杯」(27日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
自身3度目の300点超えで連覇を達成し、GPファイナル(12月・仏マルセイユ)進出を決めた羽生結弦(21)=ANA=が一夜明け会見に臨み、前人未踏の4連覇の懸かるファイナルに向け「1歩1歩進めている実感はある。ファイナルもいけるし、全日本までの3連戦を健康な状態で臨めたら」と、意気込みを語った。
日本の絶対的エースは、すでに連覇の懸かる18年平昌五輪に向けた計画もスタートさせていることを明かした。先日、平昌五輪のフィギュアスケート競技が異例の午前開始となる方向で調整されていることが判明。公式練習が前夜になる可能性が浮上するなど、選手たちは対応に追われることになるが、羽生は「米国の放送局が権利を買っているのは知っていたし、ちょっとずつ頭には入ってた」と、想定内を強調。「内臓機能のことや、光や、睡眠のことを含めた時差のコントロールが、パフォーマンスに影響する。サポートしてくださっている西川さんやバスクリンさんを含めて、相談しながらプランは立てている」と、対策に自信をみせた。