東京五輪会場見直し4者トップ級会談始まる 小池知事大トリで会場入り

 20年東京五輪・パラリンピックの会場計画見直しについての、国際オリンピック委員会(IOC)、東京都、大会組織委員会、政府による4者のトップ級会合が29日、都内で始まり、IOCのジョン・コーツ副会長、東京都の小池百合子知事、組織委の森喜朗会長、政府の丸川珠代東京五輪・パラリンピック担当大臣が出席した。

 トップの中では先陣を切って組織委の森会長が定刻通りの時間に1番乗りで会場入り。続いて10分遅れでIOCのコーツ副会長と、丸川大臣と入場し、宮本武蔵よろしく小池都知事が大トリで入場した。

 会合は3部制で行われ、(1)先日まで行われたテクニカルワーキンググループの報告、(2)議事整理、(3)まとめと、今後について、となっているが、(1)、(3)については公開されるものの、(2)の議事整理については非公開となっている。

 見直しの対象となっている競技会場のうち、ボート・カヌーは小池都知事が検討していた宮城県の「長沼ボート場」案は見送られ、元の計画にあった「海の森水上競技場」を新設する方向。水泳は元の計画にあった「五輪アクアティクスセンター」を従来の観客席2万席から1万5000席に規模を縮小し、新設する方向で進められるとみられている。

 焦点となっているのは、バレーボール会場で、従来の「有明アリーナ」新設と、既存の「横浜アリーナ」を活用する案が浮上している。

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