バドミントン山口茜 珍“誤審”に負けず、2年ぶり決勝へ
「バドミントン・全日本総合選手権」(3日、代々木第二体育館)
女子シングルス準決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪8強の山口茜(19)=再春館製薬所=は、三谷美菜津(NTT東日本)を2-0のストレートで下し、2年ぶりの決勝進出を決めた。
珍ジャッジが起きたのは、山口が第1ゲームを奪い迎えた第2ゲームの14-13の場面。ライン上の落ちたように見えたショットをアウト判定され、山口は審判に確認した。
「入ってますよね?と聞いたら、『ちょっと入ってますね』と言われた。でも14-14になって…。焦るというか、頭が?になった」と、苦笑いで振り返った。
ただ、そんな“誤審”にも負けず、地力を見せつけ、決勝進出。2年ぶりの優勝へ「見に来た人たちに楽しんでもらえるようなプレーをしたい」と、意気込んだ。