宮原知子、GPファイナル初優勝へ「一番いい演技を」
フィギュアスケートの全日本女王、宮原知子(18)=関大=が5日、グランプリ(GP)シリーズ上位6選手のみが出場できるGPファイナル(8日~11日、仏マルセイユ)へ向け、伊丹空港発の航空機で出発した。
GPシリーズ最終戦であるNHK杯では、ショートプログラム(SP)でジャンプの転倒などがあり3位と出遅れたが、フリー2位の演技で挽回し全体2位。6人の枠に滑り込み出場を決めた。
「(NHK杯の)フリーは悪くなかった。思い切って、ジャンプをしっかり跳べるようにしたい。まずはSPからしっかりやることが大事」と“スタートダッシュ”の重要性を強調。昨年は2位だっただけに「自分の一番いい演技をして、自分のよさをより出したい」と初優勝を見据えた。