山梨学院大・上田“親子鷹”で箱根制すぞ!22年ぶり総合Vへ「チーム一丸」
来年1月2、3日に行われる第93回東京箱根間往復大学駅伝で、22年ぶりの総合優勝を目指す山梨学院大が14日、甲府市内で練習を公開した。前回は総合8位に終わったが、今季は出雲駅伝で2位、全日本大学駅伝で3位と好調。上田誠仁監督は「チーム一丸となって優勝を目指す」と意気込んだ。
打倒青学大へロケットスタートを決める。上田監督の次男・健太(3年)は、出雲と全日本でも1区を担っただけに「箱根も1区で、いい位置でつないで相手を焦らせたい」と好スタートを誓った。
2区起用が濃厚なケニア人エースのニャイロ(2年)は「チームのために1番になりたい」と、昨年より少しうまくなった日本語で宣言。指揮官は「スピードもスタミナも必要な2区を制する者がキング・オブ・学生ランナーだが、ニャイロにはその能力がある」と太鼓判を押した。