浅田真央 3回転半失敗で痛恨0点 構成点では地力【SP採点詳細】
「フィギュアスケート全日本選手権」(24日、東和薬品ラクタブドーム)
女子SPが行われ、復活を期す元世界女王の浅田真央(中京大)は60・32点で8位となった。冒頭、トリプルアクセル(3回転半)に果敢に挑んだがジャンプが抜けてしまいシングルアクセル(1回転半)に。さらに、このジャンプは得点が認められず0点になってしまった。基礎点8・5点という大技なだけに、結果的には順位に影響した。
一方でスケート技術や曲の解釈などを評価する構成点は32・69点をマークした。これはSP首位の宮原知子の34・86点に次ぐ数字だった。
以下、浅田のSP採点の詳細。得点は出来栄えを評価するGOEも加味してある。※は後半のジャンプで、加点がある。
【技術点】 27・63点
(1)1回転アクセル 0・00(規定で得点が認められず)
(2)3回転フリップ-2回転ループ 4・90(3回転フリップが回転不足)
(3)フライングキャメルスピン レベル4 3・99
(4)3回転ループ※ 6・31
(5)レイバックスピン レベル4 3・34
(6)足換えコンビネーションスピン レベル4 4・50
(7)ステップシークエンス レベル3 4・59
【構成点】 32・69点
【合計】 60・32点