本田太一、妹・真凜の前で悔しい転倒 帰宅予定変更し応援に「うれしかった」
「フィギュアスケート全日本選手権」(24日、東和薬品ラクタブドーム)
男子フリーが行われ、SPで9位につけていた本田太一(大阪・関大高)は、妹で女子SP4位につけた真凜の前で奮闘したが、演技を通じて2度の転倒が出てしまい、115・97点、合計179・84点に終わった。
演技終了後は悔しさから両手で顔を覆い天を仰いだ太一。3年ぶりの出場となった全日本選手権だが、「3年ぶりというのは意識していなかった。挑戦したという気持ちは残っています。でも悔しいです」と顔をしかめた。
本来なら真凜は、自身の演技を終えた時点で帰宅する予定だったが、会場に居残って応援してくれた。「うれしかったです」と妹の気持ちに感謝した。25日にSP4位の真凜は最終組の第1滑走での登場になる。「(同組の)6人の中でもひいき目に見ても表現力とかは負けてないと思う。真凜らしい演技を見せてほしいと思う」と期待し、「全力で応援したい」と誓った。