浅田真央、来季の競技継続を明言 質問に「そうですね、はい」
「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、東和薬品ラクタブドーム)
女子フリーが行われ、SP8位からの巻き返しを狙う浅田真央(中京大)は冒頭でトリプルアクセルや、その後の3回転ジャンプで転倒し、フリー114・10点、SPとの合計は174・42点だった。演技後の取材では来季以降についての質問が出たが、競技続行を明言した。
報道陣からの「来季もまた挑戦は続けるか」との質問に「そうですね、はい」と返答した。今季の後半戦へは、「この結果なので、結果が出てみないと分からないです。今終わったばかりなのでここで何とも言えないです」と語るにとどめた。
今回の全日本選手権に特別な思いを込めたか、とも問われたが、「特にはなくて、どの試合も緊張しましたし、私自身はすべて同じ気持ちで臨みました」とした。
滑りきった直後の表情が暗いようにも見えたことには「自分自身の演技に納得していないというのもありますし、たくさんの声援がすごくパワーになったんですけど、パワーに変えて演技として恩返しできなかったことに悔しい気持ちです」と、悔しさを口にした。