3連覇の宮原知子 ガッツポーズなしも「自然に出せるようにしたい」【一問一答】

妖艶な演技をみせる宮原知子
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、東和薬品ラクタブドーム)

 女子フリーが行われ、SP1位の宮原知子(関大)がフリー138・38点、SPとの合計214・87点で3連覇を果たした。宮原は前半のコンビネーションジャンプで着氷が乱れるミスが出たものの、残りのジャンプはきっちりとまとめた。GPファイナルで2位に入る好演技を見せた後で意図的に出したガッツポーズは、今回は見られなかったが、「自然にガッツポーズを出せるようにしたいです」とはにかんだ。以下、一問一答の要旨。

 -3回転-3回転でミスが出た後の心境は。

 「3-3は回転は今回は大丈夫だったかなと思っていたので、あまりステップアウトは気にしていなくて、フリップでいつもうまく飛べないので、フリップを降りることばかり考えていました」

 -ファイナルでの好演技の後の大会

 「あまり前の試合で良かったからとか、あまり考えないというか頭になくて、毎回、今やっている試合をきっちりやるという」

 -あまり笑顔もなかったように見えた。

 「全体的にちょっと思い切りがなかったというか、ちょっとスピードがなかったかなというのが。もっと勢いよくいきたかったなと」

 -ノーミスだったらガッツポーズをしようと考えていたのか。

 「ファイナル以上の演技ができたら考えてはいたんですけど、自然にガッツポーズを出せるようにしたいです」

 -3連覇への思いはあったか。

 「昨シーズンよりは点数はしっかりできた時に伸びてきているので、そういうことを自信にして、シーズン途中なのでどんどん伸ばしていきたい」

 -去年の212・83点より得点は伸ばしている。

 「去年はすごく自分の中では大満足の(シーズン)前半だったので、点数よりかは自分の演技の内容かな」

 -3連覇は考えないようにしているということだったが、練習中は。

 「3連覇したいと思ってはいたんですけど、練習とかで考えすぎると変に力が入ったり、うまく気持ちをもっていけなかったりするので、練習や本番は自分の演技に集中していました」

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