“納豆パワー”日本航空石川・フィフィタが大活躍 花園通算10勝目
「全国高校ラグビー・1回戦 日本航空石川93-5玉島」(28日、花園ラグビー場)
1回戦11試合が行われ、日本航空石川は同校最多の93得点で玉島(岡山)を下した。
圧巻の攻撃力で計15トライ93得点を奪った日本航空石川が、2大会ぶりの初戦突破で花園通算10勝目を飾った。トンガ人留学生で高校日本代表候補のWTBシオサイア・フィフィタ(3年)、ナンバー8アシペリ・モアラ(2年)を中心に初出場校を圧倒。前半だけで57点差をつけた。
原動力となったのは“納豆パワー”だ。高校1年で来日したフィフィタは当時体重76キロだったが、毎食ご飯3杯に好物の納豆2~3人分を平らげ31キロを増量。186センチ、107キロの高校生離れした体格で、後半9分には4人をなぎ倒し2つ目のトライを決めた。
日本開催の19年W杯に向けて「日本代表に入りたい。これからが勝負」と上達した日本語で夢を語った。