尾道が9トライ快勝 ハーフタイムのマッサージ効果出た
「全国高校ラグビー・1回戦、尾道57-12関商工」(28日、花園ラグビー場)
1回戦11試合が行われ、10大会連続11度目の出場の尾道(広島)は関商工(岐阜)から9トライを奪って57-12で快勝した。
試合が始まると、尾道フィフティーンは縦横無尽に駆け回った。前半2分、FB村田が約30メートルのランで先制トライ。「フルバックですけど、チャンスがあれば持って行こうと思った」と胸を張った。
少しでも脚の疲れを取るために、今大会からハーフタイム中にマッサージを導入。そのかいあってか、後半は6トライの快進撃で相手を圧倒した。口火を切った村田は「(後半の)走り出しも軽かったです」と手応え十分だ。
2回戦はAシードの御所実(奈良)戦(30日)。梅本勝監督は「チャレンジャー精神を持っていかないといけない」と気を引き締めた。次なる標的を撃破し、1年間の進化を見せる。