「花の2区」で拓殖大・デレセが10人抜き トップとの差は広がる
「第93回東京箱根間往復大学駅伝・往路」(2日、東京・大手町~芦ノ湖)
エース選手が顔をそろえた「花の2区」で、拓大・デレセ(2年)が14位から10人を抜く4位で3区にタスキをつないだ。
創価大・ムイル(1年)、山梨学院大・ニャイロ(2年)、拓殖大・デレセ(2年)、日大・ワンブイ(2年)と4人の留学生がエントリーしていた。このうち、デレセは16位で受けると、すぐに順位を上げていった。
12キロ過ぎで順大、帝大を抜き7位に。17キロ半ば、東海大も抜き6位となり8人抜き。19キロ付近で早大、東洋大を抜き4位に上がり10人抜きを達成した。
ただ、2区終了時点のトップ・神奈川大とは1分14秒差で、1区を終えた時点でついていた、トップ東洋大との47秒差からは広がった。それだけ神奈川大の2区・鈴木健吾(3年)が素晴らしい走りを見せた。