青学大エース・一色、区間賞ならず「みんなに感謝」【選手コメント】
「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)
大学駅伝3冠と大会3連覇を目指す青学大が、3年連続3回目の往路優勝を果たした。4位でタスキを受けた3区(21・4キロ)の秋山雄飛(3年)が1時間3分3秒で区間賞を獲得する快走でトップに立ち、リードを守って優勝した。ただ、2位・早大とは33秒差で総合3連覇へ、秋山は「油断せず頑張ってきてほしいですね」と復路を走るチームメートに思いを託した。また、エースの一色恭志(4年)は、区間3位の1時間7分56秒と、快走とまではいかず秋山をはじめとするチームメートに感謝していた。
以下、往路を走った青学大の各選手コメント。
▽1区 梶谷瑠哉(2年)「今日のレースはかなりスローペースで進んだので、自分の得意なラストで戦えると思い、一色さんにタイム差をなく持っていけたと思います。最初は緊張するかなと思ったんですけど、スタートラインに立った時には意外と思ったより緊張していなくて、スタートした瞬間は緊張もなく、リラックスして走れました」
▽2区 一色恭志(4年)「3年連続この区間を走らせてもらったんですけど、今回のレースが一番きつかったなと自分の中でも振り返って思います。梶谷がいい位置でつないできてくれたんですけど、(自分は)そんなに快走したわけでもなく、かといって悪かったわけでも無くというの(走り)をしてしまって。秋山がそれを帳消しにするどころか、もっといい走りをしてくれた。秋山だけではなく、チームのみんなに感謝したいです」
▽3区 秋山雄飛(3年)「先頭が40秒差できて『あれっ』て思ったんですけど、あんまり慌て過ぎても仕方がないので、自分の走りをしていくだけだと思いました。33秒差で油断できない差なので、油断せず頑張ってきてほしいですね」
▽5区 貞永隆佑(3年)「素直に嬉しいと思います。みんな笑顔で喜んでくれていたので、タスキを先頭でつなげてよかったと思います」