青学大が箱根3連覇、2位・東洋大に7分21秒差!シーズン3冠と同時達成は史上初
「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
青学大が史上6校目となる総合3連覇を3年連続の完全優勝で達成した。復路は1度もトップを譲らず、合計タイム11時間4分10秒(速報値)でゴール。2位・東洋大に7分21秒差をつける圧勝だった。
青学大はまた、昨年10月の出雲駅伝、同11月の全日本大学駅伝での優勝に続く1シーズン大学駅伝3冠を達成した。史上4校目。3冠と3連覇の同時達成は初となった。
青学大の原晋監督は「13年前に強化がスタートして、青山学院、そして原を信じて学生を送ってくれた各高校の先生に感謝申し上げたいと思います。また、各年代の4年生が毎年毎年、歴史を作ってくれました。ホントに感謝します」などと語った。
大学駅伝史上に残る強豪校に加わり、原監督は、「箱根駅伝の舞台だけでなく、東京オリンピックを3年後に控えているので、わが青学軍団からだれか1人でも東京オリンピックを目指せるランナーの育成をこれから考えていきたい」と今後への指針を示すと、今季のスローガンにしてきた言葉で「サンキュー作戦、大成功といったところでしょうか」と語った。
★箱根駅伝歴代3連覇以上校
・6連覇=中大(1959~64年)
・5連覇=日体大(69~73年)
・4連覇=日大(35~38年)、順大(86~89年)、駒大(2002~05年)
・3連覇=青学大(14~16年)
☆シーズン3冠校=1990年度・大東文化大、2000年度・順大、10年度・早大、16年度・青学大