東福岡が2大会ぶり6度目優勝 東海大仰星の連覇阻む
「全国高校ラグビー・決勝、東福岡28-21東海大仰星」(7日、花園ラグビー場)
東福岡が2大会ぶり6度目の優勝で全国選抜大会、全国7人制大会との「高校3冠」を達成した。
前半19分、自陣付近での相手ボールで、ハンドリングミスにつけ込みCTB森がこれを拾い上げると、相手ディフェンスをことごとくかわしてそのまま約70メートルを駆け抜ける先制トライ。自ら、左中間からのゴールも決めて前半を7対0で折り返した。
東福岡は後半開始早々にもロック箸本主将の突破からWTB焼山へとつないで中央にトライ。
連覇を狙う東海大仰星も後半6分、10分とトライ、ゴールを決め同点に追いついたが、同13分、またも敵陣でのパス回しでハンドリングミスが出て、拾われたボールをそのままトライされる痛恨の失点。
最後は東福岡が7点差で逃げ切った。
優勝した藤田雄一郎監督は「先制点を取ろうというのがミーティングだった。仰星さんは簡単に勝たせてくれない。ただ、準々決勝、準決勝の粘りが出た」と話した。