本田真凜、女子初の4回転ループに挑戦中「最近練習を」
女子フィギュアスケートの本田真凜が12日放送の報道番組「NEWS23」(TBS系)のスポーツコーナーにインタビューを受ける形でビデオ出演した。やり取りの中で、男子の羽生結弦が昨年世界で初めて成功させたばかりで、女子では過去成功例がない4回転ループに取り組んでいることを明かした。
2018年に平昌五輪を控え「すごくワクワクしている」と語る真凜。今、一番のライバルと語る兄の太一に勝つためとして、サルコーとループという2つの4回転ジャンプに練習で取り組んでいると口にした。「最近、お兄ちゃんがトリプルアクセルを5日ぐらい練習しただけで飛べて、今それが一番悔しくて頑張ってます」とライバル心をむき出しにしており、「もっと上のやつをとびたいなと。毎日最近4回転の練習をしているので」と明かした。
サルコーは安藤美姫が試合で成功させているが、ループは女子では例がない。「もっと本気になって練習すれば、できるんじゃないかなっていう手応えは自分の中である」と相応の自信がある様子。「浅田真央選手とかを見ていて、ずっと挑戦しつづける姿はすごく格好いいなと思いますし、そういうジャンプが欲しいなとずっと思っているので」と、自身が挑みつづけるものとして、4回転ジャンプを位置づけた。
ただ、一番の目標は「お兄ちゃんに勝ちたい」だと、笑顔で語っていた。