小川雄勢は準決勝敗退、ウルフ・アロンに1本負け 「進歩がないということ」
「柔道・全日本選手権」(29日、日本武道館)
準決勝が行われ、柔道・バルセロナ五輪95キロ超級銀メダリスト、世界選手権王者で元プロレスラーの小川直也氏を父に持つ、小川雄勢(パーク24)はウルフ・アロン(了徳寺学園職)と対戦し、1本負けした。
準々決勝の相手を決める3回戦で、両者反則負けがあり準々決勝は試合を行わずに準決勝に進出していた。
敗戦後、「僕の中で準決勝はウルフさんだと思っていた。それを超えられなかったのは力不足」と反省した雄勢。「勝ちたい気持ちがすごかった。僕も持っていたけど、相手の方が強かった。少し引いてしまった」と振り返った。
前年と同じ準決勝での敗退となった。「優勝したい気持ちがあった」重要な大会だが、「進歩がないということ」と自分を戒めていた。