朝阪神 最終戦飾れず5勝2敗も「取りたかった相撲取れた」 大ファン阪神の今季に期待
「大相撲春場所・13日目」(26日、両国国技館)
大好きな阪神タイガースをしこ名にする西序二段29枚目の朝阪神(20)=高砂=が最終戦を飾れず5勝2敗で今場所を終えた。天恵(高田川)との激しい突き押し合いに一歩も引かず、攻勢に出た。決めきれず逆襲されると、最後は押し込まれて土俵を割った。
初の三段目昇進は濃厚ながら最後、締めたかったところ。「攻めるタイミングはあったけど」と悔しげ。ただ、今場所は小手投げなど無理な逆転技で星を拾った取組もあり、「最後に一番、自分の取りたかった相撲が取れた。当たって組まずに負けたけど前に出た。そこは良かった」と、うなずいた。
6月には21歳になる。先を考えても、三段目で浮かれてはいられない。「(三段目に)上がっても上がらなくてもやることは一緒。当たって前に出る相撲を磨いていく」と、力を込めた。
大阪府泉大津市出身で幼少期よりプロ野球・阪神の大ファン。18年春場所、朝塩本から改名した。今場所は新型コロナウイルスの影響で大阪から東京開催になったが、「大阪で取っている気持ちで頑張る」と、故郷を思い意気込んできた。
本家タイガースはオープン戦優勝を決め、26日に開幕戦、神宮でヤクルト戦。今場所の取組は終わり、あとは“夜の阪神”を全力応援。「(先発の)藤浪がしっかり試合を作ってくれたら」と話し、ドラ1佐藤輝明内野手が入り、厚みを増した猛虎打線に期待した。




