十両 阿炎が勝ち越し王手 天空海を押し倒し V争いは2敗で5人
「大相撲秋場所・9日目」(20日、両国国技館)
十両阿炎(27)=錣山=が唯一1敗だった天空海(立浪)を押し倒し、7勝目を挙げ、勝ち越しに王手をかけた。十両は2敗がトップで天空海、佐田の海(境川)、阿炎、琴勝峰(佐渡ケ嶽)、錦富士(伊勢ケ浜)の5人が並んでいる。
今場所、掛け投げを連発し、トップに立っていた相手に阿炎が完勝した。鋭い踏み込みから、攻め抜いた。「自分の相撲で向かっていこうと思った。まわしを取られた時点で勝ち目はない。四つ相手にまわしをさわらせないのが一番。それが当てはまった」と、会心の内容を振り返った。
阿炎は昨年7月場所中、場所前に接待を伴う飲食店に通い、協会の定める新型コロナウイルス感染防止のガイドラインに違反。3場所出場停止処分を受けた。春場所、幕下で復帰し2場所連続で7戦全勝優勝。先場所、関取に返り咲き、11勝を挙げた。
東十両5枚目の今場所、成績次第で幕内返り咲きもある。「体も動いている」と、好調をキープし、優勝争いの後半戦を戦う。




