宇良が4連敗で負け越し「まだ3番残っている 一生懸命頑張ります」
「大相撲秋場所・12日目」(23日、両国国技館)
東前頭6枚目、人気業師の宇良(29)=木瀬=が千代丸にはたき込まれ4連敗で8敗目(4勝)を喫し、負け越しが決まった。低い踏み込みから一気に出たが、回り込まれ、飛び出してしまった。
2019年九州場所、序二段106枚目で復帰後は10場所連続で勝ち越し、番付を再上昇してきた。幕内での負け越しは2017年秋場所以来4年ぶり。「(負け越しは)久しぶりですね」と、悔しがった。
切り替えていくか?と問われると「毎日のように切り替えて、とか言われますが、自分は毎日、同じ気持ちで戦っているつもり。ただ流れというのがあるのは否めない。まだ3番残っている。一生懸命頑張ります」と、気持ちは変わらずあと3日戦い抜く。
宇良は2度の右膝手術で一時は序二段まで降下。先場所21場所ぶり幕内復帰を果たした。