三段目付け出しの神崎 6連勝でV王手「徐々に良くなってきている」
「大相撲春場所・11日目」(23日、エディオンアリーナ大阪)
三段目100枚目格付け出しで今場所デビューした神崎(武隈)が、6連勝を飾った。
立ち合いから一気の電車道で、富豊を押し出し。「徐々に良くなってきている。今日もいい流れで取れた」と納得の様子で振り返った。所作などにも慣れ、緊張も「初日に比べたら、だいぶマシになってきました」とほぐれてきた。
近大出身で昨年の全日本選手権準優勝の実力者。取組が一日一番というプロのリズムには「アマチュアの時よりも思い切っていける」と考えて対応。「一番にどれだけ力を出せるか。こっちに慣れなきゃいけない」と日々勉強の中で、白星を重ねている。
三段目の全勝は木竜皇と2人に。七番相撲に優勝がかかることになった。