十両 竜電が単独トップ守る11勝目 まわし締め直しの再開後に決着
「大相撲春場所・13日目」(25日、エディオンアリーナ大阪)
4場所ぶり十両復帰の竜電(高田川)が王鵬(大嶽)を寄り切って、3連勝で11勝目を挙げ、単独トップをキープした。
左四つ頭を付けて、形を作った。途中、王鵬のまわしが緩み、行司が両者を止めて締め直した。再開後はすかさず、出し投げで崩して仕留めた。
三役経験者の竜電は昨年1月までに不要不急の外出をしたとして、新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反。同年夏場所から3場所連続の出場停止処分を受けた。