幕下・神崎は年内の関取昇進狙える大器 大学先輩・佐藤輝と親交、夢はスポーツ番組で共演

 「大相撲夏場所・9日目」(16日、両国国技館)

 大相撲の幕下神崎(22)=武隈=が、デビューから快進撃を続けている。三段目100枚目格付け出しで初土俵を踏んだ春場所でいきなり7戦全勝で優勝。幕下となった夏場所も5連勝と止まらない。近大で1学年先輩だったプロ野球・阪神の佐藤輝明内野手(23)とも親しい大器。スピード出世で年内の関取昇進も射程圏にある。

 192センチ、152キロの恵まれた体。繰り出す突き押しは迫力満点だ。春場所は7戦全勝で三段目優勝のデビュー。幕下に上がった今場所も9日目まで5連勝と土つかずの神崎は「前に出る力、スピードは負けていないかな」と手応えを語った。

 大学時代の個人タイトルは5つ。豊昇龍や琴勝峰ら高卒で活躍する同年代を見て、プロを志した。大学で磨いた「考えて取り組む」姿勢が、何よりの強みだと自認する。基礎運動やトレーニングも重視する武隈親方(元大関豪栄道)の指導方針にひかれ、独立まもない武隈部屋に入門。2場所目を迎え「筋肉がついて、いい体にはなっているのかなと」と成長を実感している。

 祖父・又良さんが開いた兵庫県姫路市の網干相撲教室で、5歳から相撲を始めた。まわしを締めた祖父に自宅で稽古をつけてもらったことも。「普通のフローリングで。こけたら痛かった」と苦笑して当時を振り返りつつ「自分が活躍したら恩返しになるかな」と祖父孝行を誓う。

 近大では野球部の同級生と仲が良く、1学年上の佐藤輝にかわいがられた。よく食事に連れていってもらい「自分の心の軸」を持つ大切さに感銘を受けた。夢は関取になってスポーツ番組で共演すること。春場所の優勝後に連絡すると「おめでとう」と祝福された。阪神戦はいつもチェック。「ホームランを打ったり、活躍している姿はすごくいい刺激をもらってます」とパワーに変えている。

 目指すのは「周りや後輩に目標とされる力士。みんなにあこがれられるような自分だけの型を作りたい」。自分を貫き、出世街道を駆け上がる。

 ◆神崎大河(かんざき・たいが)本名同じ。1999年7月24日、兵庫県姫路市出身。5歳から相撲を始める。近大付高から近大に進み、大学4年時の21年全日本選手権で準優勝。22年春場所、三段目100枚目格付け出しで初土俵。得意は突き、押し。家族は両親と弟、妹。取組がある日はEXILEなどJ-POPの音楽を聴いて気分を高める。

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