NBAでは選手の賭博不正疑惑が浮上 スター選手弟の3P成功可否など巡り不自然な賭けの動き NBAが調査 MLBでは大谷翔平の元通訳、水原氏の違法賭博疑惑

 米スポーツ専門局「ESPN」は26日、NBAトロント・ラプターズのジョンティ・ポーターに過去数カ月で複数の賭博不正行為があった疑いで調査を始めたと報じた。

 同メディアによると、問題となっているのは、1月26日と3月20日の試合。選手個人のスタッツに賭けることができる賭博で、1月26日のクリッパーズ戦でポーターには5・5得点、4・5リバウンド、1・5アシストの設定があり、3点シュートの成功可否の項目もあったという。ただ、同試合でポーターはわずか4分のプレーで無得点3リバウンド1アシストで退いた。3ポイントも打つことはなかった。この日のベット額ではポーターの3ポイントが成功しないという項目が最大の賞金を獲得したという。ポーターはその2日後の試合は19分プレーし、12得点7リバウンド3アシストを記録している。

 3月20日のキングス戦では、7・5得点、5・5リバウンドの設定があったが、わずか3分間のプレーでシュート1本を放つも無得点、リバウンドは2本。この日もポーターに関する賭けが1番の稼ぎがあったという。

 この2試合において、複数のアカウントから1万ドルから2万ドル以上をポーターに賭ける動きがあったとされている。

 ナゲッツのスター選手であるマイケル・ポーター・ジュニアの弟であるポーターはラプターズと2way契約で、今季の年俸は41万5000ドル(約6283万円)だという。

 MLBではドジャース・大谷翔平投手の元通訳、水原一平氏を巡る違法賭博の問題が浮上している中、シーズン佳境のNBAでも賭博を巡る問題が浮き彫りとなった。

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