競泳・ハイレベル選考基準乗り越えパリ代表27人 鈴木大地会長「派遣選手が少なかったらどうしようかなと…大変うれしく思う」

 会見する日本水泳連盟・鈴木大地会長(撮影・吉澤敬太)
 登壇した大橋悠依(左から2人目)ら競泳の五輪代表選手(撮影・吉澤敬太)
 笑顔を見せる(左から)成田実生、大橋悠依、三井愛梨、日本水泳連盟・鈴木大地会長、梅原孝之競泳委員長、寺門弦輝、渡辺一平(撮影・吉澤敬太)
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 日本水泳連盟は27日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで会見を行った。競泳のパリ五輪代表選手団を発表し、男子14人、女子13人の計27人が選出。高校生は4人、初代表は13人となった。

 24日まで東京アクアティクスセンターで行われた国際大会代表選手派遣選考会の成績から選ばれた。同連盟が定める派遣標準記録は、2017~23年の五輪および世界選手権10位相当のタイムに設定されており、世界的に見てもハイレベル。選考基準発表時には、一部のコーチから緩和を求める声が上がっていた。

 この日の会見に出席した鈴木大地会長は「派遣の選手が少なかったらどうしようかなと思いましたけど、大勢のベテラン、若い選手が代表入りしてくれて大変うれしく思っている」と語り、「(選考基準発表の時に)高い記録を目指してトレーニングしていくところに日本水泳代表の強さがあると申し上げたのですが、それを選手、指導者が期待に応えてこのような結果になった」と評価した。

 パリ五輪へ向けては「ここで終わりではなく、ここからがスタート。残り4カ月。1、2段とレベルを上げてパリで戦う姿勢を見せていただきたい」とエールを送った。

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